成人式・卒業式・結婚式の髪飾りに入れたい!願いが叶う叶結びの作り方

こんにちは、heel.OOIの土山初代です。

今日は、願いが叶うといわれている 【叶結び】 の作り方をご紹介させていただきます。

私は、髪飾り作家をしていて和装用の髪飾り作っています。その中でも、私が気に入っている飾りのうちの一つに、江戸打ち紐で作る 【叶結び】 というものがあります。

叶結びは、“願いが叶う” といういわれがある結び方で、とても縁起のいい結び方になります。

縁起のいい結び方なので、デザイン的に叶結びを入れる事ができそうなときは、髪飾りを作る時に入れるようにしています。

目次
・【叶結びの由来】なぜ願いが叶うといわれているのか?
・【材料】叶結びをするときに使う材料
・【作り方】超簡単!叶結びの作り方
・一度できれば応用もできるようになる!!

【叶結びの由来】なぜ願いが叶うといわれているのか?

叶結び
叶結びは、飾り結びの一つで縁起がいいといわれている結び方です。

叶結びが願いが叶うといわれている理由は、結び目の表側は【口】に見え、結び目の表側が【十】に見え、組み合わせると【叶】という字に似ているというところから、「叶結び」と呼ばれるようになったようです。

今回私は、紐でリボンの形を作り結び目を【叶結び】にしています。

しかし、リボンの形だけではなくお守りの紐についているような叶結びもあり、リボンにもう一つ輪が付いた三ツ輪と言われる結び方もあります。

後は、蝶々の形の叶結びもあります。

私は、髪飾りを作っているのでリボンの形を作ることが多いですが、小物の紐を三ツ輪の形で作ったり、何かの飾りとして蝶々を作るのもいいかと思います。

【材料】叶結びをするときに使う材料

叶結びをするときに使う材料は、紐や水引を使います。髪飾りで使う場合は5ミリくらいの江戸打ち紐などの、和の素材の紐がおすすめです。

例えば巾着などの袋を手作りする場合は、紐であればどんな紐を使用していただいてもいいと思います。お気に入りの素材や色など自由に使っていただいていいと思います。

例えば、オリジナルのお守りを作る時など小物を作る時は、唐打ち紐で2㎜くらいの細めの紐で作るのもいいでしょう。

水引で叶結びを取り入れて、蝶々などを作ることも可能です。

叶結びの材料まとめ
・和のアイテムを作る時       江戸打ち紐(5ミリがおすすめ)
・巾着などの小物を作る時      好きな色や素材の紐
・お守りなどの小さいものを作る時  唐打ち紐(2ミリがおすすめ)
・和のアクセサリー・ご祝儀など   水引

練習でやる時は、どんな紐でもかまいませんので、家にある紐を使っていただいてもいいですし、100均に売ってあるものを使用するのもいいと思います。

練習で覚えるまで繰り返し行う場合は、水引よりも紐の方が便利だと思います。

一度結び方を理解できれば、紐でも水引でもできるようになると思いますが、水引はちょっとだけコツがあるので、またの機会にご紹介できればと思います。

【作り方】超簡単!叶結びの作り方

これから、叶結び結び方のご紹介をさせて頂こうと思います。作り方は簡単ですが、書面で伝える難しさが多少ありますので、その辺に関してはご了承ください。

ブログ内では写真と文章でのご紹介になります。少しわかりずらい部分もあるかと思いますので、Instagramで動画をアップしております。

Instagramの動画は、倍速でアップしているので少し早くて見ずらい部分もあるかもしれません。

Instagramの動画と、このブログでご紹介している写真と文章の両方を見て頂けると、理解しやすいと思います。初めに動画を見て、ブログの写真と文章でゆっくりと実践しながら進めていくのがおすすめの練習方法です。

Instagram 動画

まずは、出来上がりイメージを見てください。左は1本で作った叶結びで、右は2本の紐で作った叶結びです。練習の時は、1本でやってみましょう。

叶結び出来上がり

①まずは、紐を写真のように曲げます。下の方を短く上の方を長めに設定します。
①の写真の赤丸が付いている部分が、リボンの輪っかになる部分です。左から作っていきます。

叶結び①②

②下の短い紐を、上に持っていき左側に輪っかを作ります。

③次に、右にある紐をした方向に向かわせながら輪っかを作ります。リボンの形っぽくなったと思います。

叶結び③

④赤丸の紐を、“左のわっかの中” を通して、“左のわっかの下”

叶結び④

⑤赤丸の紐を、青丸の紐の下を通して、

⑥“右のわっかの上” に通します。
※緑丸を参考に紐を取り出します。

叶結び⑤⑥

⑦左の赤丸の紐を、全ての紐の下を通して下に持っていきます。
(※右の紐をテープは、見やすいように止めているだけなので、実際にやる時は止めなくても大丈夫です。)

⑧今度は、下から持ってきた紐をすべての紐の上を通していきます。この時は、先ほど下から持ってきた紐のを右側を通します。

叶結び⑧

そうすると【口】のイメージの結び目に近づいていると思います。

⑨青丸の中の矢印の部分に右側の紐を通すため、少しだけ緩めます。
緩めたら、赤丸の紐を青丸の矢印の部分を通って、左側に持っていきます。

右側の出来上がりの結び目になっているか確認してみましょう。

⑩最後は、黒と黒の矢印・赤と赤の矢印・青と青の矢印を、少しずつ少しずつ引っ張ってバランスを少しずつ整えながら、結び目を締めていきます。

叶結び⑩

しっかりとバランスよく整い、結び目が締まったら出来上がりです。

叶結び出来上がり

初めは紐一本で練習してみてください。

シンプルに仕上げたいときは、紐を一本でやってちょっと豪華に仕上げたい場合は、2本使用すると華やかになります。

紐を2本使用するやり方は、1本の時と全く同じです。まずは1本で練習して、慣れてきたころに2本の紐を使用すると、すんなりできると思います。

写真と文章だけでは、わかりにくいという場合は、Instagramの動画も合わせてみてくださいね。わからないことや聞きたいことなどございましたら、InstagramのDMより受け付けております。

Instagram 動画

一度できれば応用もできるようになる!!

初めて動画やブログを見られた方は、ちょっと難しいように見えるかもしれません。

しかし、1度できるようになると、紐を2本使うやり方もできるようになります。

水引を使うやり方もやり方は同じです。ただ、水引は紐のより動かしにくい部分があります。水引のやり方も、今後アップしていく予定にしているので、まず初めは紐を使って練習してみてくださいね。